2016年度 ミャンマーにて新しい学校建設がはじまります

2016年10月 4日

日本財団のミャンマー学校建設は、村人が4分の1を自己負担し、建設工事にも携わってもらうことで、自発的な学校運営をおこなっています。

先日、2016年度にミャンマーで建設する学校の詳細が決定しました。今年度は日本財団全体で14校建設し、その内6校をTOOTH FAIRYに寄せられた寄付金により建設いたします。

TOOTH FAIRYではこれまでに、ミャンマー北部の山岳地帯シャン州に10校、南西部の農村地帯イラワジ地区に14校、合計24校を建設してきました。


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(学校建設打ち合わせの様子)

現地で活動する学校建設協力パートナー:認定NPO れんげ国際ボランティアより届いたレポートをご紹介します。

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今年1〜2月の調査から各学校には建設費の4分の一のお金を集めるように指導し、
6月以降は毎月1回各学校でのモニタリングを行ってきました。

お金の集まり具合を聞いたり、学校建設後にどんな開発プロジェクトを行うのかなど計画書を書かせて提出させながら、村人のモチベーションが上がるように促してきました。それでもお金が集まらず途中脱落した学校もありました。

お金が集まらない村はどんな村かというと自由寄付で集めている村です。この方法では一人ひとりの責任の所在が無くなり、我儘が出て皆が団結出来なくなります。

私達は村人全員がこの学校建設を自分のものと感じてもらうためにお金のある人も貧しい人もそれぞれの経済状況に見合った寄付の協力をお願いしています。

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気候の厳しい雨季を避け、乾期のはじまる12月から本格的な建設工事が始まります。

詳細は引き続きご報告いたします。お楽しみに!